今こそ考えよう!共生(インクルーシブ)教育 第3回
~大分県発達障がい支援ネットワークの構築~(五十嵐猛さん)
夜勤明けの午後、この
イベントに参加しました。
今回もまた大きな学びを得ることができました。眠気なんてまったくの無縁状態(^^)/
最近、イベントに参加するたび、とにかく大きな学びを実感することの連続です。
以前は、参加してもしても「なんか無駄な時間つかっちゃったなあ…」「もう少し・・・だったらなあ…」って思うことばかりだったのに、なんか感じ方が変化してきたようです(^-^;
自分なりにはよいことと受け止めていますが・・・(^^)
五十嵐先生のお話は、大分での先進的な取り組みの紹介でしたが、印象に残るフレーズがいくつもありました。
- 強度行動障がいは、二次障がいである = 生まれながらにして強度行動障がいなんていない。本人の特性にあった環境をまわりの支援者がつくれなかっただけ。(※ただこれは、あとからわかることが現実で、その時点で適切に対処することはそう簡単ではありません!)
- 自閉症教育は、ていねいな保育である(by石井哲夫さん) = 彼らの特異な見方感じ方に気づいてあげてまずはそれを認めること。その上で、こちらの見方感じ方を伝えていく作業がたいせつ。
- 障がいがあるとは言え「余暇があっての人生」を何よりも大事にしてきた。だから、自分が宿直するとき、みんな穏やかに眠ってくれていた。
- 母親は、自分の子を担当する保育士さんには本音を言わない(言えない)。そこで、第三者の相談者(臨床心理士)の存在がとてつもなく大きい
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大分での取り組みと五十嵐先生のものごとのとらえ方は、今後障がい者支援に携わっていく自分にとってほんとうに勉強になりました。
また、例によっていつも人の話を聞くとき、自分ごとに引き寄せて考える癖がもう身についてしまいましたが、今回も、「人材育成」の視点から、サンクスシェアが進むべき方向性のヒントをいくつもいただきました。
五十嵐先生、そして、イベントを主催された服部さんをはじめとしたよりよい暮らしネット(
http://yoriyoikurasi.net/)のみなさん、ありがとうございました
また、トークショーで相談支援の立場から現状と課題、展望について情報発信いただいた3名のパネラーのみなさんお疲れ様でした。
福岡市東区で障がい福祉サービスに携わる人を育てる会社
合同会社サンクスシェア 2016年4月4日 創立