学校と福祉との連携について
創業のお葉書を送っていたところ、ご丁寧にコメントをくださいました。
なかなか思うようにはいかない毎日の鬱積した思いも、このようなプレゼントで一気に吹き飛んでしまいます(^^)/
以下メールでのやりとり原文です。
【さつき先生(仮名)】
ご無沙汰しております。さつきです。このたびは会社設立、おめでとうございます。またご丁寧なお葉書をありがとうございました。先生の新たな挑戦と行動力に勇気をいただきました。
学校は大好きな先輩方が次々と退職され、若い人がばんばんやって来て、世代交代が進んでいます。特別支援教育の役割が大きくなっていくのとは逆行して、学力テストの結果や挨拶、黙働を重点目標に据える学校ばっかりで、私たちもその結果で評価されています。大事なことは他にもたくさんあるのでは?と思う今日この頃です。
先生の新しいお仕事と学校がうまく連携できればと思います。時々ホームページをのぞせていただきますね。お元気でますますのご活躍を祈念しております。
(サンクスシェア田中)
さつき先生、ほんとうにごぶさたしています!その節は、筆舌に尽くしがたいお世話をいただき感謝してもしきれません。また、このたびはわざわざのご返信ありがとうございます!
学校現場のいまはなかなか縁遠くなっており、はかり知れませんが、大変そうですね・・・
退職後、ありがたいことに障がい福祉の分野に携わることができた当初は、「学校との架け橋を…」なんて思いはしていたものの、結果的には恩返しができていない状態をとても申し訳なく思っています。でも、当時も今も、障がい福祉に携わって学んだことが、今の学校にとっていかに重要であるかについては強く強く感じています。自ら学べる子だけを優遇するのであれば、ほっといても自分で学んで成長する彼らにとって指導者なんていらないのですからね…(^-^;
幸か不幸か(わたしは障がいを決して不幸とは思っていませんが…)障がい児と判定をされた子たちをどう理解し、どう寄り添い、どう指導するかは、いわゆる障がい児でない子たちが、できなかったり、難しかったりすることをどう指導するかを考える根本となると思っています。(障がい者手帳がないだけであって、人と比べて苦手なところなんてだれでもあり、それを障がいと言うこともできます)そこに、真の指導力を発揮して、専門職として立ち振る舞うのが教員の求められている姿ではないでしょうか・・・
そんなことをちゃんと心構えされているさつき先生に熱く語ってもしょうがないのにたいへん失礼しました。でも、たまたま、こんな経験をさせてもらった自分だからこそ、学校に対してなにかできることはあると思っていて、これを機会になにかお役に立てそうなことがあれば、どうぞ遠慮なくお申し出いただきたいと思います。できる範囲内で尽力させていただきます!
最後に、さつき先生からいただいたコメントを当ホームページに掲載させていただいてもいいですか?もちろん、匿名で。ぜひ、これを機会に、今後ともよろしくお願いいたします
【さつき先生】
どうもありがとうございます。先生の文面から湯気が立ち上るほどに熱い思いが伝わってきました。
子どもひとりひとり個性があって、親御さんにもそれぞれの願いがあり、それらに応えていくのは至難の技ですが、できるところから一つずつやっていきたいと思いました。家庭訪問が終わったばかりで、最近感じるのは、涙ながらに話される方が毎年おられて、親御さんが悩んであるなあ、病んでるなあということです。先生が習得されたものを大人にも子どもにもぜひ還元していただきたいです。
ホームページ掲載の件ですが、あんなのでよければどうぞ。希望としては、たくさんあるメッセージの中の1つとして埋もれた感じにしていただければ幸いです。お仕事がんばってください。
(サンクスシェア田中)
ありがとうございます。励ましのお言葉に勇気をいただきました。
悩んでいる保護者や子どもに何か役に立ちたいとうずうずしています。話を聞くだけでもずいぶん軽くなるんですけどねぇ…(^-^;
どうぞ今後ともよろしくお願いします(^^)/
福岡市東区で障がい福祉サービスに携わる人を育てる会社
合同会社サンクスシェア 2016年4月4日 創立