認知症予防セミナーに参加しました!
前々から気になっていた、中島幸一Drの認知症予防セミナーに昨日参加しました。
・「脳の疲労」という考え方
・口まわりの状態が脳に大きく影響していること
・脳波と唾液でその状態を検査できること
について、初めて具体的な話を聞くことができました。
話の中で、特に気になった情報が2つありました。
・認知症を発症した人への実質的な対応にかかる費用の概算が、14兆6千億円にのぼっていること
・ドイツの健康診断受診率が高いこと(検診を受診していて疾病にり患した人は医療費が3割負担だが、そうでない人は全額負担になるそうだ)
セミナーに参加して思いを強くしたことは、やはり「予防」対策を進めることが、結果的には医療費も抑え、かかわる人たちの負担も抑えることにつながると改めて思った。ビジネスの考え方で言うと「投資」だ。Drによると、取り組んでも直接的な収益にならないので、認知症予防に真剣に取り組む団体はまだまだ少ないとのこと。なにが優先か考え直す必要がありそうだ・・・
私は、これまでも、そして今も障がい者の直接支援に携わっています。特に、行動障害がある重度の発達障がい者の問題に深くかかわっています。
セミナーのあと、「障がい者への改善事例はありますか?」と中島Drに質問させていただいた。「研究している人がいますよ」との情報と、「考え方としても改善する可能性は多分にありますよ」とのご回答をいただいた。少し、自分なりに勉強してみたいと強く思った。
今回のセミナー参加のきっかけをくださった前田豊さん、そして、会を主宰されていた障害者自立支援協会の荒牧理事長さん、そして貴重なお話を聞かせてくださった中島幸一Drありがとうございました!