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R5.8.7 KYOUKOU(SNA報告)

SNAプロジェクト 『KYOUKOU強度行動障がい勉強会』 報告

 『強度行動障がいと私

 

1 タイトル 強度行動障がいと私

2 日時  R5.7.31   19時00分~20時30分

3 場所 ももち福祉プラザ

4 お話 森岡 元樹さん(ももち福祉プラザ)

5 参加 会場参加15名  Zoom参加15名

6 内容 

 「強度行動障がいと私」というタイトルでお話をいただいた今回の勉強会。強度行動障がいの支援は、もちろん専門的知識と専門的ノウハウが欠かせません。しかし、一方で、それだけでは本人や家族が求める支援にはなかなか届かないのも現実です。支援に携わる者の心構えや価値観、人生観そのものが大変重要だと思うのです。

 このような立場に立ち、これまで強度行動障がい支援に多くの経験がある方をお招きして、その支援者の方から、強度行動障がい、ひいては障がい者支援への向き合い方を学ぼうとするこのシリーズを企画しました。

 今回は、現在、ももち福祉プラザに勤務する森岡 元樹さんに登壇いただき、大変、大変大きな刺激をいただきました。

 『出会い』 『大切にしていること』 『関わり』 『家族との向き合あい方』 などについて、森岡さんのご経験を交えながら、森岡さんの人となりに触れさせていただくことができました。

 

 私が特に印象に残ったところは、質疑応答で森岡さんが回答された中、強度行動障がいゆえに外に表出される行動面に目を奪われがちとなる部分について、問題となる行動がまだ表れていない事前の状況と不適切な行動が表れてしまっている状況との違い・変化にもしっかり目を向けることが重要だと示唆くださったところです。おっしゃっておられることは、改めてしごく当然のことではありますが、得てして目の前で起きていることに巻き込まれてしまうことが過去にもたくさんあった私には『はっ』とさせられた瞬間でした。

 詳しい内容については、ぜひ動画を視聴いただき、今回の会の雰囲気を少しでも味わっていただきたいと思います(^^)

 

【オープニング動画】

 

 


 

 ご参加いただいた方から寄せられた感想をここに挙げさせていただきます。

  • 森岡さんが今まで受けてきた言葉+森岡さんが考えられて出してこられたリアルなお話が聞けて感激致しました。
     
  • 同じ福岡県ではありますが、メンタルや支援の仕組み、方向性が明確にあり、それを伝える専門家の森岡さんのような方がいるのは素晴らしいと感じました。ないものねだりになるだけでは何も変わらないので、この研修を通じて私がいる地域も変わっていきたいです。いや!変えていきます!!
     
  • 知識や技術の側面とは違う、一支援者としての生き様から学ぼうという従来とは異なる角度からの試み。人が育つには本人やその家族、尊敬できる素敵な支援者たちとの出会い等、いろんな人との関わりの中で育てられてきた過程を知ることができ、とても有益でした。
     
  • 家族として、共同支援制度大事。サポートブック(家での記録〜就労から帰宅後より就寝迄)なぜイラつくのか?抑えるばかりでなく、理由も考える。専門性、関係性、信頼性 親として安心感 色々と参考になりました。最近ナビゲーションブック更新してなかったので、見直します。
     
  • 「支援の評価は常に利用者だ」という言葉に、困ったことや支援がうまくいかない場面で支援者視点で考え、原因が分からなくなってしまうことがあることを反省しました。会議の場で、利用者が落ち着いていなかったり行動が悪化している時は支援を見直す必要があると伝えられる相談員でありたいと感じました。また、相談員としていつも視野を広く持ち各事業所での様子だけでなく、地域での生活全体での視点で考え、伝えていくことができるようになりたいと感じました。
     
  • 森岡さんのお話、体験談も盛り込まれていてとてもわかりやすい内容でした。心に残ったことは、一番の先生は利用者さんということです。相談員としてご本人のことを把握して、なにを求めているか・なにが必要なのか。私の勝手な判断ではなく総合的に支援することが大切なことを改めて感じました。そのなかで人との繋がりや出会いを丁寧に連携していくことをしていきたいと思います。
     
  • 非常に学ぶべき点が多くあり、自分の知識・経験・人間力ともに不足していることを実感いたしました。職業支援事業所ですが、、これから何ができるのかを再度考え直していこうと思います。
     
  • ももち福祉プラザ森岡さんの貴重な体験談等の講話に参加できて貴重な体験となりました。色んな角度からの支援について話を聞いて、特に印象に残っているのが「強度行動障害として相手を見ている」「面白可笑しく支援する」ことが印象に残っています。強度行動障害については知識として知っていましたが、強度行動障害に出会ったのは放課後等デイサービスに勤務していた時で、大学卒業したてで知識として知っていただけで実際に支援をしたことがなく、男子中学生のお子様だったため、ただ怖いと感じてしまいました。放課後等デイサービスの職員が素晴らしい方ばかりで怖いと感じたことが徐々に薄れていき、面白可笑しく支援して他のお子様(障がい有り無しに関わらず)と同等に支援することによって、落ち着いて自分の意志を伝えて過ごされていたと改めて当時を振り返ることができました。今後どんな方と出会えるかとても楽しみに支援していきます。
     
  • 講師の森岡氏による強度行動障害に関する基本的な考え方についてであり、要点がまとめられ初心者にも非常に分かりやすい内容でした。特に印象に残ったのは「社会的に弱者と言われる方が、どのような生活をしているかにより社会の成熟度が分かる」という内容であり自身が支援をしている方々の生活がどのようなものか考える機会となりました。また計画相談の立場としてはアセスメントと計画の重要性を再認識できました。現状では強度行動障害の方と関わる機会は少ないですが、今回学んだ考え方やスタンスを参考に今後の支援に活かしていけたらと思います。この度は貴重な機会をありがとうございました。
     
  • 森岡さんの話はエキスが詰まったとても有意義な話でした。長い経験の中で培った価値観はいちいちうなづけることでした。最後に今後我々が後輩等に伝えることを考えたとき、やはり刺激される人に出会う、会うことだと思いました。改めてイベントは大変だと思うが内容の学びとともに、人との出会い、繋がりを広げていくことを積極的に進めていきたいです。
  • 強行支援に長年携わられている森岡さんのお話はとても心に沁みました。毎回ですが、強行支援に想い入れのある方のお話しは、支援者として背筋が伸びますし、当事者家族としては希望にもなります。アセスメントが重要というお話しがありました。法人内で共通の様式はありますか?また、オススメのアセスメントツールなどありましたら教えていただきたいです。強行支援は、チーム支援が重要だと思っています。ひとつの事業所だけでは解決できないことも多いかと思います。他の法人事業所との連携で気をつけておられること、また、成功例などあれば教えていただきたいです。あと、最近重度対象のグループホームが増えていますが、重度の行動問題のある方や自閉傾向の強い方が支援につながりにくく、また、ホームで定着できていない例が多く見られます。このような課題はどうしたら改善できるのか?人、環境、職員のスキルの問題や他サービスとの連携、いろいろと原因はあるかと思いますが、受皿が広がるために必要と思われることがあれば、お聞きしたいです。森岡さん、貴重なお話しありがとうございました。

 

 


 

 【次回以降のご案内】

日時:9月未定 19時~20時30分まで

場所:未定

内容:「強度行動障がいと私」

お話:現在交渉中

 今年度、何回かのシリーズ企画として、強度行動障がいに深くかかわってこられた支援者さんの「思い」「経緯」「主義」などある意味人生をかけて関わってこられたその生きざまを語っていただきます。

 森岡さんに続くこの企画に、ぜひ、お時間をつくって足を運んでいただけたら幸いです!