『強度行動障がい動画視聴をもとに』
1 タイトル 強度行動障がい動画視聴をもとに
2 日時 R5.5.26 19時00分~20時30分
3 場所 博多の食と文化の博物館 ハクハク(福)
4 内容
会場参加8名、Zoom参加6名で19時より開始したこの日の勉強会でしたが、機材をスムーズに使いこなせずすったもんだするスタートとなりました。
ずいぶんと久方ぶりのリアルの集まりの企画だったこと、今回初めて参加くださった方が6名いらっしゃったこともあり、KYOUKOUの勉強会のスタートとこれまでの経緯について少しお話をさせていただきました。
7年の歳月を経て現在に至りますが、座学あり、施設見学あり、意見交換会あり、講演会ありとさまざまな形での勉強会を36回にわたって実施してきました。会でも報告しましたが、この会の特徴として、行動障がいのあるお子さんのお母様を始め、支援者も参加しています。家庭と施設での関わりをお互いが交流しながら学ぶという形を大事にしてきました。この日も2名のお母様が参加してくださっていましたが、私たち支援者は、ご本人やご家族の想いを柱とした支援を第一に考えていきたいと思っています。
このあと、横のつながりを深めるねらいをもってお一人ずつ「強度行動障がい」への関わりを含めて自己紹介をしていただきました。
以前の専門施設での関わりを今でも大切に考えられている支援者の方、支援量の多い方の積極的受け入れを考えていこうとされているグループホームの方、放課後等デイサービスでどんなに障がいが重たい子も受け入れを拒否しないと強い方針を立てておられる方、大学院時、強度行動障がいに関わる論文に取り組んだ療育者、などなどそれぞれに強度行動障がいへの想いを語っていただいたのでした。
続いてメインの内容だった、大分県社会福祉法人萌葱の郷めぶき園が作成された強度行動障がい支援について発信した動画を視聴しました。
時間配分の不十分さで3本しか見れず、そのあとの交流もほとんど時間がなくなってしまいました(^_^;)
動画の内容は多岐にわたりますが、やはり
を最優先して関わる様子がよく伝わってくる動画の内容でした。
改めて、動画をしっかり視聴した上で、みなさんと気づきを深める意見交流を充実させなければならなかったと大きな反省をしています。
動画を視聴したあと、Zoom、会場別々にブレイクアウトルーム風に自己紹介を兼ねた意見交流の形を取ると良かったと思いました。
つくづく進行上の時間配分と参加者が満足する会の運営の工夫について、もっとしっかり事前に考え、腕をあげんといかんなあと・・・
次回のご案内です!
日時:7月31日(火) 19時~20時30分まで
場所:ももち福祉プラザ 福岡市早良区百道浜1丁目4−1 ※駐車場有
内容:「強度行動障がいと私」
お話:森岡 元樹 さん (福岡市立ももち福祉プラザ)
今年度、何回かのシリーズ企画として、強度行動障がいに深くかかわってこられた支援者さんの「思い」「経緯」「主義」などある意味人生をかけて関わってこられたその生きざまを聞かせていただく機会をご用意しました。
ぜひ、お時間をつくって足を運んでいただけたら幸いです!