『相談支援として知っておきたい連携先社会資源シリーズ』
1 タイトル 福岡市発達障がい者支援センターについて知ろう
2 日時 R4.3.28 9時30分~11時00分
3 場所 相談支援事業所サンクスシェア
4 スピーカー 福岡市社会福祉事業団 大宅氏・堂園氏・飯干氏
5 内容
相談支援勉強会が主催する、「連携先社会資源を知ろうシリーズ」第Ⅲ弾として、「福岡市発達障がい支援センターを知ろう」と題し、福岡市社会福祉事業団大宅さん・堂園さん、飯干さんをお迎えし『ゆうゆうセンター』についてお話しいただきました。
相談支援事業所サンクスシェアが契約している複数の障がい者がゆうゆうセンターさんにお世話になっています。
なかなか発信の多くないある発達障がいの男性は、ゆうゆうセンターの相談員さんに絶大の信頼を置き、さまざまな相談及び発信をしておられ、その情報共有の中でご本人の支援が成り立っている現状に、いつも学びをいただいています。
しかし、一方で、ゆうゆうセンターの相談対象者はだれなのか?、どのような相談内容が可能なのか?、どのように連携ができるのか?などなど知らないことばかりです。
そこで、今回、日頃からつながりのある大宅さんにおいでいただき、正しくゆうゆうセンターを知ろうとの目的のもと、研修会を開催したのでした。
発達障がいの定義について、適切に解説していただき、具体的な相談対応や関係機関との連携事例など、大変学び多い情報提供をいただきました。
特に、ゆうゆうセンターさんが大切にしていることとして、以下の点を話してくださったことがとても印象に残っています。
お話をいただいたあと、サンクスシェアの相談員から質問を投げかけさせていただき、なんと大宅さんが、質問を聞き取りながら、回答をまとめるという離れ業をやってくださったのです!
今回、組織は違えど、相談に携わる同業者としてとても学び多い気付きをいただきました。
相談とは何か? 支援とは何か? 話を聞くということはどういうことなのか?
根本的に見直し、何と言ってもやはり、「聴く」ことの重要性に改めて立ち返ったひとときとなりました。
【研修資料】
ゆうゆうセンターさんのご厚意により、今回提供いただいた研修資料の公開をご了承いただいています。
ダウンロードして閲覧が可能です。 (福岡市社会福祉事業団 大宅さん作成) R4.3.28サンクスシェア
今回、ゆううゆうセンターさんのご了承を得て研修を録画しています。
【動画の一部(今日の内容説明部分)】
配信は、動画編集の終了後、4月18日から1週間の公開予定です!
こうご期待ください。動画視聴希望の方で、まだSNA非会員の方は、どうぞSNAへの入会をご検討ください(^^)
※ 相談支援勉強会の今後の予定 👉
【サンクスシェア職員の感想】
今回、研修を受けさせていただき、ゆうゆうセンターがどのような場所か改めて学ぶことが出来ました。また発達特性を理解した関わりや思い込みで行動しないというのは非常に参考になりました。 私自身、相手に忖度し行動してしまう悪癖がある為、今回の研修の言葉を胸に刻み日々の業務にあたりたいと思います。貴重な機会をいただき、ありがとうございました。 |
ゆうゆうセンターについてほとんど知識がなかったですが利用者さんだけでなく私たちも相談しても良いと思うととても心強いと思いました。 |
ゆうゆうセンターについてというタイトルでしたが、基本的な利用者の方との接し方、傾聴について日々の自分の相談支援について深く考えるきっかけになりました。3年前、発達障害の方が伝えてくれる特性による感じ方や想いを聞いた時に、あぁ発語のない自閉症の方はこんな想いがあったのか、あの行動はそういうことだったのか、と結びついた気がして深く感激し感謝した気持ちがすっかりうすくなっていました。 今後も利用者の方から常に学びがあることを強く意識する必要があると感じました。発達障害の方が分かりやすい話し方や伝え方はすべての人にとって分かりやすい話し方や伝え方になると思います。また傾聴についての知識は得ているものの、まだまだ実践できていない部分が多々あると振り返ることができました。ありがとうございました。 |
まず、ゆうゆうセンターは具体的のどんなことをするのかを知り、今後の連携で必要な事を教えて頂きました。また、発達障がいの特性を改めて学ばせて頂き、知識以外の部分でも新しい発見がありました。 「発達障がいの方と感じ方が違っても、豊かな生活が送れるように」というところで、これを一番に考えて行きたいと思いました。また、感じ方が違うからこそ、こちらの思い込みで行動しないように気を付けていきたいとおもいました。貴重なお話をありがとうございました。 |
「ゆうゆうセンターとは」という演題でお話をしていただいたのですが、センターの役割や状況だけではなく、発達障がいの特性や相談支援専門としての利用者とのかかわりの重要性ついてなど多くのことを学ぶことができました。 特に、本人や家族のニーズを丁寧に傾聴することの大切さを改めて考えました。ややもすると、相談支援専門員の価値観や支援の方向性を押し付けるような発言をしていたのではないかと振り返りました。相談支援専門員として常に意識し、大切にしなければならないことを教えていただきました。今日の学びを日常の支援にいかしていきたいと考えます。 |
今回ゆうゆうセンターの方のお話を聞けて良かったです。日々の業務で感じていたことを的確に教えて頂けたと感じました。関心深く感じたのは、保護者とのやり取りで否定しない聞き方や話しやすさ聞きやすさを意識していくこと、困り感がなくどう関わって良いかのズレが発生してしまう件で、言葉の引き出し方に迷ってしまうことも実際にありましたのでとても共感しました。状況によっては寄り添いながら現状維持をしていくことも必要と知り気持ちが楽になった思いでした。 また、本人の思いを一番に考えて「どうしたいか」を大切にその方の生き方を尊重する支援をしていきたいと改めて思いました。ゆうゆうセンターの方に今後も相談してアドバイスを頂きたいと思いましたが、近くだったらいいのにと思いました。そして、いつも田中さんにも言われていることですが、思い込みは事実ではない、迷った時やわからないことは聞いて確かめることをしていきたいと思いました。貴重なお話と時間を頂きありがとうございました。 |
発達障がい者支援センターを知ろうの研修を受けて、ゆうゆうセンターについて知らない事ばかりで発達障害者支援センターについてや大切にしている事を学ぶ貴重な時間になりました。 特に印象に残っていることは自分らしく生活できるために否定しないでよく聞く、わからないことは臆せず尋ねたり、調べたり自分の思い込みで対応しない、助言よりも情報提供、意思決定、自己決定を支えることが印象に残っています。 家族や支援者の思い込みで対応しないように本人らしく生活できるために支援していきたいと思います。そのために視覚支援の方法や伝え方等、学んでいきたいと思います。貴重なお時間ありがとうございました。 |