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音に苦しむ人を助けるグッズが出た!

『しずかなボードちゃん』を使ってみませんか?

 サンクスシェアが主催するKYOUKOU(強度行動障がい勉強会)では、去る7月28日、(株)AURAL SONIC開発のカームダウンパネルの体験説明会を実施していました。

 聴覚過敏で苦しむ障がい児や障がい者が、特殊な音響反射板を組み込んだパネルボックスに入ると、驚くほど落ち着いて過ごすことができることを、科学と実際の効果の両面から説明をいただいていたのでした。
 古澤社長率いる会社でのさらなる開発により、一段と進化した製品をより多くの人たちに知ってもらい、使ってもらいたいとのことで、サンクスシェアもお手伝いさせていただくこととなりました。 
 

 この日は、コンサルティングでお手伝いしている放課後等デイサービスの事業所さんへ古澤社長に出向いていただき、製品についての説明とともに、導入についての具体的な打ち合わせをさせていただきました。

 このカームダウンパネル『しずかなボードちゃん』は、次のような面からおおきな意味があります。

 一人ひとりの子どもたちが、より高いパフォーマンスを発揮するためには、
 過ごす場所での環境づくり
 がとてもとても大切です。

 これは、人材育成の視点からみてもたいへん重要です。
 例えば、子どもたちが、学校を終えて事業所に到着し、宿題を始める際の支援を考えてみます。

 力量の高い支援員は、子どものモチベーションを上手に高め、宿題に向かっている最中も、余分な声かけをしたり手を出したりせず、でも、必要な部分には適切に手を差し伸べる・・・こんな支援ができるでしょう。

 しかし、例えば、きちんとした姿勢で座る机・椅子がない、まわりにはあそび心をくすぐるおもちゃがたくさん目に入る、まわりの子たちは、宿題をせずにがやがや騒いでいる・・・なんて環境の中だったとしたら、いくら力量の高い支援員だって子どもを集中させて宿題を支援することなどきっとできないでしょう。

 逆に、コミュニケーション能力がまだまだ低く、子どもたちへ直接関わる力量があまり高くない支援員が宿題を支援する場合、宿題にしっかり取り組むことができる環境がばっちり整っていれば、苦労なく子どもたちの宿題を支援することができることでしょう。

 

 このような環境を創り出すひとつの強力な助っ人が、このしずかちゃんボードなのです!

 このボードは、会社の積極的な開発・工夫により、さまざまなタイプのボードやボックスが続々できてきています!
 壁に貼るタイプ、衝立のように設置するタイプ、机上に置いて、頭のまわりを囲むタイプ、部屋の一角に設置して、クールダウンするときに中に入り込むタイプ、枕元に置いたり、上からかぶせたりして睡眠を助けるタイプなどなど・・・

 それぞれの状況や目的に合わせ、さまざまな使い方ができそうです(^^)/
 
 
 聞こえ方が影響して、なかなか落ち着いて過ごすことができない障がい児や障がい者にお困りの事業所さんや保護者のみなさん、一度説明を聞いてみられませんか?
 
 古澤社長さんは、全国を駆け回って普及に尽力されています。
 事業所や学校、ご自宅などどこにでも、すぐに日程を調整してきてくださいますよ(^^)/
 お問い合わせは、どうぞサンクスシェアまで<m(__)m>
 
福岡市東区で障がい福祉サービスに携わる人を育てる会社
 合同会社サンクスシェア 2016年4月4日 創立