今日は、学校勤務時の大先輩からお誘いを受けて、糟屋郡新宮町立新宮東幼稚園へ見学に行かせていただきました(^^)/
会社設立のお知らせをお送りしていたところ、お祝いのお言葉に併せて「遊びににおいで!」と言っていただいたのでした。
公教育としての幼稚園のさまざまな縛り(時間が短い 送迎バスを運行しない お弁当などなど)がある中、子ども子育て支援法の施行に伴う保育園や認定こども園等の規制緩和に押され、幼稚園自体は統合が進み、生き残りが危ぶまれる将来であることがまず最初のお話でした。
しかし、今年6年目となる内田園長先生の園運営のお話は、人材育成を柱にしているわたしにとってとても感動する内容でした。
何をもっても、園の先生方が働きやすい環境をつくることが自分の役割なんだと力説され、
「子どもたちの保育状況に見合った職員の確保のための町との折衝」
「子どもたちの保育に集中できる職員間の雰囲気づくり」
「小学校や発育が気になる子たちの相談機関との質の高い連携」
「若い先生方が子どもを持つ保護者と良好な関係をつくるための後方支援」
などなどについて、うなずくばかりのお話を聞かせてくださいました。
これまで出会った尊敬する組織のトップの方々は、思い返せば、みなさん社員・部下・職員さんをべた褒めします!内田園長先生もまたしかりでした。「先生方がすばらしいので自分は暇だ(^-^;」と笑いながらおっしゃっていましたが、褒めるに値する人材に育てる組織のトップとしての力量があるから、結果的に褒めることができるようになる、そしてさらに褒め続けるものだから、職員さんたちはさらに伸び続ける!という、名付けて
「正のスパイラルオーラ」を体いっぱいに感じ取っての見学でした。
14時過ぎの降園、保護者迎えなどのたいへんなハンディキャップを抱えてさえ(保育料の安さはありますが…)、200名を超える園児さんを受け入れているのには、納得いく理由があったのでした!
ただ、やはり発達の遅れなど気になる子どもたちの受け入れ態勢づくりや直接のかかわり方については課題があるとのお話もありました。私自身の経験を生かしてお役に立てることがあるかもしれないと思いながらお話を聞いていたところ、思いもかけず「PTAの研修として保護者に話をしてほしいと」依頼を受け、「わたしでよろしければ!」と即答させていただきました。まだまだ先の話ではありますが、人材育成の視点から、保護者にとって「子育て」「発達」を見つめなおすよい機会となるよう内容の準備を粛々と進めていきます。
内田園長先生、今日は、たいへん感動するお話に併せ、私自身が成長できる機会の提供もいただきましたことをこころより感謝いたします。ありがとうございました。
「”できること”を”できるよう”にしてやらんといかん!」とおっしゃられていた内田園長に、これから先もお会いすることが楽しみでしかたありません(^^)/
※なお、HPでの情報発信についてはご了解をいただいています!
福岡市東区で障がい福祉サービスに携わる人を育てる会社
合同会社サンクスシェア 2016年4月4日 創立