今日は仕事納め。わけあって私はその場に出席できないので、社員に向けてメッセージをしたためた。
サンクスシェアは、創業して6年目を迎えている。
たった6年? いやいやいや、6年も! である。
その足跡を振り返りつつ、思いを綴らせてもらった。
サンクスシェアのみなさん、今年もほんとうにお疲れさまでした。
脳梗塞でみなさんと離れて、もう2か月を過ぎました。一気に私の分の業務量が増えたにもかかわらず、風の噂によると、ほんとうにみなさんが、がんばっておられる様子が耳に入ってきています。私がいないほうがパフォーマンスが高いことが証明されましたね(笑)
冗談はさておき、リハビリは苦しく、また、思うように成果が出ない部分もありますが、私は今、安心して毎日を過ごすことができています。というのも、私がいなくても、みなさんが会社をしっかり軌道に乗せ、それぞれの方がそれぞれの役割を果たしてくださっているからです。ほんとうに頭が下がる思いでいっぱいです。
ご覧いただいている資料は、サンクスシェアがH28年3月に創業してから現在までの主な経営に関わるデータをグラフ化したものです。
スタートしてから、一人分の売り上げが、平均してぐっと低い期間が3年半ほど続きました(第1期)。私も含め職員は、別の掛け持ちの仕事をしながら、やっと生活ができていた状態でした。
そして、職員が3人、4人になり、特定事業所加算Ⅲの報酬もあって、一人分の売り上げも経費ととんとんになる時期が2年ほど続きました(第2期)。
その後です!みなさんもご存じの通り、私の経営的見通しの甘さから、ちょいと多めの職員採用などの影響を受け、一人分の売り上げがぐんと落ち、資金ショートすれすれの、苦しい期間を1年ほど経験しました(第3期)。ただ、経営的にほんとうに危なかったのですが、結果的に、人材育成を掲げた会社として一定の発信もでき、業務標準化のためのISOの認証も獲得し、今や福岡市でトップクラスの人数をほこる事業所としてどこに出しても恥ずかしくない集団になったと自負しています。また、倉光相談員以外は、相談の専門家と呼べる者が一人もいない中、行政にも同業他社にも、関係機関にも、一定の認識をもってもらっている存在になれたのも、評価に値すると思っています。
そして、今年の6月くらいからの第4期。やっと、一人分の売り上げも、経費に見合った金額に達することができるようになりました。これも、相談支援の質を大切にして業務に向き合ってくださってきたみなさんのこれまでのご努力の賜物と、感謝のひとことに尽きます。
今回、遅きに失しますが、近々、このご努力に、ささやかな恩返しとして、賞与を手交させていただきます。
また、来年度からは、給与体系を見直し、業務に見合った金額となるよう検討を始めています。決して給与ありきとは思っていないであろうみなさんだとは思いますが、会社としてもみなさんの精進に応えたいと思います。日頃からの業務に対し、改めてお礼申し上げます。
文責 サンクスシェア 田中 聡
このメッセージを読み終えたあと、彼らは経費をつかって昼食を食べたそうな。
ちなみに、私はいくらの弁当を食べたのか金額は知らない・・・(^^;