早いものでもうすぐ2021年が終わろうとしています。みなさまにとって今年はどんな年だったでしょうか。
2021年のKYOUKOUは昨年から続くコロナの影響を受け、定期のリアル開催が難しくなりました。
そのような状況の中、4月には佐賀県のNPO特定非営利活動法人 らいふステージ の施設見学ツアー、7月には認定NPO法人より良い暮らしネットによる強度行動障がい暮らしのアンケート実施に際し、質問項目の選定や拡散、解答への協力をさせていただきました。
そのご縁で、SNAプロジェクトの北古賀・中本でが北九州の強度行動障がいの方の短期入所、生活介護事業所にも見学に行かせていただきました。
11月にはスペシャルニーズアシスターの郡博紀さんを講師に、強度行動障がいの居宅支援と行動支援記録についてお話しいただき、支援の現場や家庭でもできる記録の方法や、対象の利用者を取り巻くチームの情報共有についてなど居宅支援に役立つ内容をお話いただきました。
開催回数は以前よりも少なくなりましたが、新たな出会いもいただき貴重な学びの時間をいただきました。
SNAプロジェクトとして再出発をした年でしたが、みなさまの温かいご支援のおかげでこの1年を締めくくることができることを感謝いたします。
2022年も強度行動障がいについてみなさまと学び考えていくために、2月に勉強会を以下の通り企画しています。
新しい年もどうぞよろしくお願いいたします。
講師:田中 聡氏 (合同会社サンクスシェア代表、SNAプロジェクトスペシャルニーズアシスター) 日時:令和4年2月21日(月) 18:00~19:30 ツール:ZOOM |
強度行動障がいの方は、コミュニケーションに困難を抱えている人も少なくありません。
また、重たい知的障害や強い自閉傾向があると、認知の状態や特異な感覚によって、一般には理解が難しい行動を示すことが多くみられます。これらの行動は、障がいをお持ちのご本人が困っていると思われますが、周囲の理解や対応の難しさから虐待のリスクも抱えています。
今回は、強度行動障がい者の専門施設での勤務経験を持つ、SNAプロジェクトの田中 聡が講師となり、重い知的障がいのある方の権利擁護について参加者のみなさまと一緒に考えていきたいと思います。
平日の夜、お仕事等でお疲れとは思いますがご都合つかれる方はご参加よろしくお願いいたします。
また、勉強会が近づきましたら、皆様にご案内をいたします。