強度行動障がいの研修を受講して
r2,8,11,12,13高橋縁子
今回エイドケアカレッジ主催の行動障がいの研修を3日受けて相談員としての
知識の向上と同じ職種の方との情報共有ができる貴重な向き合う時間を過ごすことが出来ました。
強度行動障がいと聞いて皆さんはどのようなイメージを持たれますか?「大変そう」とかありますかね。
高橋はどんな症状の方か?具体的に知識不足で説明が出来ない感じで過ごしていましたが、研修を受け改めて前職で関わりがあり、よく知っていた方がそうだったんだと知り、とても身近に何人かいらしゃるのだと改めて思いました。
重度の知的障がい・自閉症の方がストレス・不安・体調などいろんな要因が絡みあうことで行動障がいが悪化しやすく中学生や高校生の頃が多いとされています。年少期から要因はあるみたいですが、大事なことは状態が悪化しないようにすること。周りの環境や関わり方を見直してみることだと思います。悪化状態となった際は本人の普段の様子を観察しながら知ることで、記録を書きパターンを知ることで、どんな時特性が出やすいか?どんなことが好きか?集中できることは何で強みになるか?伝え方は絵カード・文字カード・写真なのか?ご本人は繊細で心がピァアで傷つきやすいです。なので柔らかいプラス表現で対応することが好ましいみたいです。
わがままではない。困らせようとしているわけではない。
一番困っているのは本人だからその訴えをしていて表現が苦手なだけなんです。行動にはいつも意味があります。どうしたらいいか迷っていたり、時間を把握出来なくて困っている場面も多いです。
支援されている方が寄り添いながら見通しを持てるようにその方にわか
りやすくはっきりと伝える。あいまいはダメです。
外出をする前の準備に時間をかけることで安全に過ごせることが出来ます。トイレの場所・バスの中での過ごし方。落ち着けるアイテム。発作。
できないことは繰り返し練習することで出来ることが増えてきます。
20年施設で生活をされている方が居るとお聞きしました。人生の大半を施設で過ごされそこで終わるのか?どうしたら光が見えるのか?
本人を変えるより環境や人の関わり方や伝え方を変える
支援が変われば本人も変わる
みんな違ってみんないい人間なんだもん みんな同じにんげん
固定概念なんかやめて本人を理解することをはじめませんか。
命は1回きりです。その命を守るために
振り返りながら記録を関係機関共有して細かに伝え合うことをしていく。
役割を持ちながら今できることをサポートしていきましょう。