福岡市より特定事業所加算の認可を受けました!(令和元年11月1日付け)
このたび、相談支援事業所サンクスシェアは、「特定事業所加算Ⅲ」の認可を得ましたのでご報告します。(令和元年11月1日~)
Q:特定事業所加算って何ですか?
A:特定事業所加算制度は、支援困難ケースへの積極的な対応を行うほか、専門性の高い人材を確保し、質の高いマネジメントを実施している事業所を評価し、地域全体のマネジメントの質の向上に資することを目的とするものです。
Q:この加算を認可された事業所ってどんな事業所なんですか?
A:公正中立性を確保し、サービス提供主体からも実質的に独立した事業所であること、常勤かつ専従の相談支援専門員が3名以上配置され、どのような支援困難ケースでも適切に処理できる体制が整備されていること、といったモデル的な相談支援事業所です。
Q:この認可を受けた事業所は、どんな要件を満たしているのですか?
A:① 常勤かつ専従の相談支援専門員を3名以上配置(うち1名以上が現任研修修了者)
→ 5年以上の経験をもつ田中が該当しています。
② 相談支援専門員1人当たりの1月間における取扱件数が40件未満
→ 当面、一人当たり最大30件未満を目安としています。
③ 利用者に関する情報又はサービス提供に当たっての留意事項に係る伝達等を目的とした会議を定期的(概ね週1回以上)に開催
→ 毎週1回月曜日の朝、定例週間会議を実施し、前週に対応したすべての相談内容について振り返り、相談経過の検証や残された課題を踏まえた今後の方針等について30分から1時間かけて協議しています。
④ 24時間連絡可能な体制を確保し、必要に応じて利用者等の相談に対応する体制を確保
→ 固定電話は、18時以降転送状態とし、事業所携帯は、田中が所持しています。
⑤ 新たに採用した全ての相談支援専門員に対し、現任研修修了者の同行による研修を実施
→ 新規相談員の2名とも実施してきました。加えて、那賀川市計画相談支援室NOMA寺川氏より半年間のコンサルティングを受け、同行支援等により学ばせていただきました。
⑥ 基幹相談支援センター、委託相談支援事業所又は協議会から支援が困難な事例を紹介された場合においても、当該事例に係る者に指定計画相談支援を提供。
→ 東区第1・第2・第3基幹相談支援センターと積極的に連携し、困難事例にも極力対応するよう心がけています。
⑦ 基幹相談支援センター等が実施する事例検討会等に参加
→ 2か月に1回開催される連絡協議会には必ず参加。当事業所においても、月に1回の事例検討会を実施。他団体等が企画する勉強会・学習会にも積極的に参加。(各相談員とも月平均3回以上)
Q:この認可を受けて、これからどのように変わりますか?
A:3人の相談員の顔つきが変わります!(笑)
この11月1日をもってサンクスシェアの相談員3人がすべて常勤職員となりました。
この体制整備に伴って「特定事業所加算」の認定を受けたのでした。
これまで、加算事業所の要件なんかよく知らずに運営をしてきましたが、所定の要件を見たとき、『あっ、やってるっ!』と思えたので、円滑に届出を済ませることができました(^^)/
なんかよくわからないながらも…、『こんなことだいじやろなあ…』『こんなことしたほうがいいやろうなあ…』と思ってやってきたことが、かたちとして具体的な評価につながるのはとてもうれしいことです。
世の中、このように『正しいことをやって、正しい評価を受ける』ことがなかなかまかり通らないことが多く、「正直者が馬鹿を見る」事例ばかりが目に飛び込んできますが、今回の件は、地道にやってきている弱小事業所にとっては、大きな励み・強みになると大喜びです(#^^#)
とはいうものの、要件を満たしてはいても、質が伴っていなければ何にもなりません。
特定事業所加算(Ⅲ)に見合った質・実力をしっかりと身に付けることを目指し、今後も飽くなき追究をしていくことについてここに誓います!(文責:相談支援事業所サンクスシェア 田中聡)
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福岡市東区で障がい福祉サービスに携わる人を育てる会社
合同会社サンクスシェア 2016年4月4日 創立