障がい児成長支援協会セミナーのお知らせ
令和元年7月2日(火)10時~12時 場所:岐阜市西鶉 協会事務局
3日(水)10時~12時 場所:愛知県西尾市 ココトモ西尾住崎校
4日(木)10時~12時 場所:大阪市 難波市民学習センター
~相談支援専門員がその考え方とノウハウをすべての支援員さんに伝えます!~
下記のようなことに困っているスタッフさんへ!
□ 個別支援計画はあるけれど、どうみるとよいのかいまひとつわからない
□ 個別支援計画に則った支援の統一がなかなか図ることができていない
□ 個別支援計画に何をどう書けばよいのかよくわからない(児童発達支援管理責任者)
□ 個別支援計画を支援現場でどう生かすとよいのかよくわからない
□ 個別支援計画の評価(モニタリング)をうまく行うことができていない
5月20日~23日の障がい児成長支援協会セミナーでは、スタッフの「支援デザイン力」が高まる基礎基本教えます!と題して研修を行い、愛知、岐阜、大阪の多数の皆さんにご参加いただきました。
ひとりひとりのお子さんの今と将来をしっかりと見立て、意図的計画的に支援を組み立てることの重要性とその考え方について考える機会を提供させていただきました。
そこで、今回は、この「支援デザイン力」を活かし、実際に支援を組み立てた具体的な計画づくりである「個別支援計画」の見方・立て方について学びます。
どの事業所にも必ずある個別支援計画。しかし、多くの事業所のスタッフ研修におじゃまして、支援が難しいお子さんの事例検討に参加させていただく私が驚くのは、そのお子さんの個別支援計画の支援内容に書かれている優先順位1番の課題について、みなさん明確に答えることができないのです。これでは、せっかく多くの労力をかけて作成した個別支援計画がまったく活かされません。
今回の研修では、個別支援計画を作成する役割を担う児童発達支援管理責任者が適切な個別支援計画を立案する力量を高めることはもちろん、それを実行に移す現場の支援者一人ひとりが、個別支援計画の適切な見方を学び、それを実行に移し、定期的に評価をし、改善を経てさらに実践を繰り返すというこの一連の流れをしっかりと意識した個別支援計画の運用を学びます。
指定特定相談支援事業所の相談支援専門員である講師が、実効性のある個別支援計画を立案・運用するための具体的なノウハウについて、「計画立案の手順」「アセスメントの方法」「子どもの課題分析の視点や方法」「原案検討会議の実施ノウハウ」「個別支援計画の評価とモニタリング」「評価のための具体的な日々の記録とその活用方法」などについて詳しく解説します。
新しい年度が始まり、怒涛の長期夏季休暇突入直前のこの時期に、しっかりと個別支援計画を立て、余裕をもって子どもたちの様子を観察・支援するためにも、今回の研修で個別支援計画の重要性と具体的な運用のノウハウをぜひ身に付けてください。
(講師:一般社団法人九州発達障がい支援協会代表理事 田中 聡)
福岡市東区で障がい福祉サービスに携わる人を育てる会社
合同会社サンクスシェア 2016年4月4日 創立