計画相談支援室ノーマさんSV(スーパーバイズ)3
3月13日、ノーマさんにてSVを受けさせていただきました。
寺川さんにいつも同行させていただいていますが、いつもいつも新しい発見があります。
さて、今回は小学校6年生に上がる女の子のモニタリングに同行です。
まずは、お母様から普段の様子を聞きます。
それから、お母様の視点から成長したと感じることについてお話を聞き、
その後に放課後デイさんから普段の様子を聞きます。
そこでは、家の中では見ることのできないご本人様の姿がありました。
わがままで、マイペースで、一番になることに固執する、というお母様のイメージは
過去のもの。
現在放課後デイではお友達に気を配り、好きな食べ物があっても
他に食べたい人がいるか聞いて、いたら譲る、自分は二の次でいい、
というように成長した姿がありました。
家で見ているよりも、他の子どもさんと接する放課後デイではその子の姿が
よく見えるのでしょうか。
お母様もまんざらではない感じでした。
小学校もあと一年。ここで寺川さんより将来を見据えた今後の方針をお話します。
日常生活動作(特に排泄)が自立していれば、
将来的には就労を見据えて考えていく。
また、公共交通機関がおひとりで利用できれば、高校の選択肢も広がる。
ひとつひとつ、できることを積み重ね、将来の選択肢を広げていくという、
今回のモニタリングは視野が広く、ただ現状と課題を確認するだけではなく、
お母様へ将来的なことを見据えていただき、考えていただく機会となったのでした。
ご本人の可能性を広げていくことは、周りの支援者だけではなく、
ご家族にも一緒に考えることの大切さを今回考えさせられました。
相談支援事業所 サンクスシェア 松本浩治
福岡市東区で障がい福祉サービスに携わる人を育てる会社
合同会社サンクスシェア 2016年4月4日 創立