計画相談支援室ノーマさんSV(スーパーバイズ)
平成31年に入り、2週間経ちました。
皆様、正月疲れから抜け出せましたでしょうか?
インフルエンザも流行っておりますので、体調には十二分に気をつけたいものです。
さて、今回は前回報告いたしました那珂川市の計画相談支援室ノーマさんの業務に実際に同行させていただきましたので、そこでの気づきをご報告したいと思います。
計画の更新における担当者会議に同行させていただきました。
ご利用者様は小学生で、お母様と放課後デイサービスの管理者様、ノーマの寺川さんとで会議を
行いました。
前半は半年の振り返りとしてお母様から家庭での生活状況を伺います。
それから、放課後デイの管理者様より活動状況を伺います。
寺川さんはメモを取りながら話を聞かれています。時折、話の中で気になるところを促しながらピックアップして情報を引き出し、前回のアセスメント状況と照らし合わせながら「できるようになったところ」を評価していきます。
例えば、排泄のミスが少なくなった、友達とコミュニケーションが取れるようになった等、いつもそばで見ているだけでは気付きにくいけれど、確実に成長している点をお母様へ確認していきます。
お母様も嬉しそうにされています。
ある程度状況を伺ったところでノートパソコンを開き、利用計画と照らし合わせて、支援目標や総合的な支援方針を微調整します。
その場で利用計画を印刷、お母様と事業所様に確認を取って署名をいただきました。
担当者会議は終了し、解散となります。
解散後、放課後デイ様の活動ルームを見学させていただきながら、運営状況や活動の予定について話を伺い、退室となりました。
- 児童様の担当者会議では、できるようになった点を評価することで、ご家族様へお子様の成長を改めて認識していただく機会にもなるのだと、寺川さんは仰いました。
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確かに、そばで見ていると逆に気付きにくいところもあり、外部から改めて評価されることで成長を実感する機会となるので、それが安心感や満足感につながっていくのだと実感しました。
- 担当者会議を事務的に更新手続きとして行っているのでは、こうした安心感や満足感は得られず、単なる事務手続きで終わってしまいます。こうした安心感を生み出すためには、利用者様との関係性はもちろんですが、会議中の話の聞き方や話の仕方(声のトーンや抑揚)、促し方といった支援者側の技術も重要なのだろうな、と会議に参加させていただくことで学ばせていただきました。
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今回も計画相談支援室ノーマの寺川さん、お忙しい中ありがとうございました。
次回もどうぞよろしくお願いいたします。
チキンの会も参加させていただきますので、あわせてよろしくお願いいたします!
相談支援専門員 松本 浩治
福岡市東区で障がい福祉サービスに携わる人を育てる会社
合同会社サンクスシェア 2016年4月4日 創立