① レポートを翌日に提出して社長を含め全事業所で共有 ② 改善点を集約し、改善表に項目分類をして内容を記入 ③ 全事業所が参加するWEB会議にて、定期的に改善点の進捗状況を協議 |
田中先生 Cc○○社長、事業所所長各位 昨日、本日と長野現場OJT研修ありがとうございました。 また、昨日は事業所の改善の資料まで作成いただき、ありがとうございます。 早速、現場スタッフに共有し、写真とレポート形式で見ると、本当に汚く見えますねと話をしました。 早速事業所では、棚を購入し、整理整頓の仕方について話し合いをしていました。 改善されるスピードが速くなってきており、田中先生のご指導の結果だと感じております。 同時に私自身のアンテナが低くなっていることに気づきました。 今回のフィードバックから、スピード対応させていただきます。 また、今回の田中先生から頂きました資料は、現場スタッフにとても大きい刺激となり、改善改良のきっかけになっていると感じております。 今後、長野、関東の事業所でお気づきのところがありましたら改善ポイントとしてまとめてフィードバックしていただきたいと考えておりますが、いかがでしょうか。 田中先生からのフィードバックをもとに、ご利用される子どもたちへの支援に繋げていきたいと感じております。 お忙しいところ申し訳ございませんが、田中先生からもご意見いただけますでしょうか。 宜しくお願い致します。 |
◎◎様(※長野の事業所のリーダーさん) 迅速なアクションに対してただただ頭が下がる思いでいっぱいです。 スピード感は、なにより◎◎さんの意識の高さが為せる業であることは明白です(^^)/ さて◎◎さんからのご提案での「まとめて」についてですが、そういう事例に思い当れば、ぜひまとめて指摘させていただくことも考えたいと思います。 ただ、私が感じたことを全事業所挙げて、統一して取り組むかどうかは、やはり各事業所の長の方々が、会社としての判断に依ると思います。 このような理由から、私が事業所ごとに指摘させていただいた内容を、ぜひ全事業所で共有いただき、統一を図るか、個別に取り組むかはその都度決めていただくのがいいかなと思います。 ところで、私が事業所の中での様子について、目が行くポイントは、学校に勤めていたということもあり、文部科学省の学習指導要領などに準拠しています。 具体的には、子どもたちに育ってほしい大きな方向性として「生きる力」を育成すること。 つまり、 ①「生きて働く“知識・技能”の習得」 ②「未知の状況にも対応できる“思考力・判断力・表現力等”の育成」 ③「学びを人生や社会に活かそうとする“学びに向かう力・人間性”の育成」の3本の柱を偏りなく実現すること・・・なんです。☞ 参照URL そして、学校で取り扱う学びの中で、教科については学校にゆだねるとして、特別活動(集団活動)と道徳の内容は把握しておく必要があると思っています。 特別活動 ☞ 参照URL 道 徳 ☞ 参照URL この内容から見ると、整理整頓が、主として自分自身に関すること→望ましい生活習慣を身に付け・・・の部分に該当するため、やはり子どもたちに身に付けさせるべきスキルだと考えるわけなんです。 こまかい内容は別として、そもそも全体像として、どのようなスキルや心の育成が必要とされているのかを知っておくことは、とても重要だと思いますので、ひまがあるとき、スタッフのみなさんで共有されるとよいと思います。ここが意識にあれば、何を指導しなければならないかがおのずと見えてくると思います。 さらに言うと、放課後等デイサービスのガイドラインにも示されている心理検査のひとつであるバインランドⅡ(☞参照URL)が示しているカテゴリによると、【日常生活スキル】がこの整理整頓のスキルに該当すると思われます。何を身に付ける必要があり、何を育てるべきなのかは、これらを踏まえておけば、ほぼ全体を網羅していますので、保護者との会話時にも説得力のある説明ができると思います(^^)/ 長々となりましたが、これらの全体像を網羅していれば、私が気づく目と全く一緒になります(^^)/ ぜひこれからもご一緒に学んでいきましょう! |
田中先生 アドバイスいただきありがとうございます。 田中先生がおっしゃるように、事業部として全体で取り組むものか、また事業所ごとに取り組むものかは判断し、随時仕組み、アクションとして行動をしてまいります。 田中先生から共有いただきました、資料につきましては、再度福祉事業全体として取り組ませていただきます。 「特別活動」「道徳」の内容を再度福祉事業全体で共有させていただき、田中先生と同じような視点に立ち、日々の療育、支援に当たらせていただきます。 今後の事前打ち合わせの内容や、仕組み化、ハード面、ソフト面の環境整備も少しずつ形になりつつあると感じているため、田中先生から共有いただきました内容をもとにさらにブラッシュアップしてまいります。 今後もご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。 本日も遅くまで現場に入っていただき、ご指導いただきましたこと、感謝しております。 お気をつけてお帰り下さい。次回も宜しくお願い致します。 |