障がい児成長支援協会セミナー(岐阜・愛知・大阪)
ほぼ1週間かけてセミナー行脚に行ってきました。
障がい児成長支援協会主催のセミナー講師として、3地区で2時間ずつのセミナーを3日間と、今回新たにご縁をいただいた岐阜県本巣郡の放課後等デイサービス事業所さんへの訪問スタッフ研修でした。
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岐阜会場 |
愛知会場 |
大阪会場 |
参加人数 |
39名 |
30名 |
26名 |
満足度 |
大満足15
満足12 |
大満足11
満足2 |
大満足10
満足13 |
コンサルティング
利用検討 |
11社 |
3社 |
6社 |
経営者の方から児童発達支援管理責任者の方、直接支援される支援員の方まで計100名近い方に参加いただき、たくさんの『いいね』をいただきました。
『指導の難しい子への対応』をタイトルとしたセミナーでしたが、改めて多くのスタッフさんが、さまざまな行動問題への対応に悩んでおられる切実感を痛いほど感じました。たった2時間ではありましたが、来ていただいた支援員さん、事業所さんの今後の方向性や具体的な対応のヒントを得ていただけたかなあ?(^^)
セミナー後には、日々の支援でほんとうに困っているお子さんについてたくさん質問を受けました。
・宿題になかなか取り組まない子
・自慰行為に没頭してしまう子
・ほぼオンパレードの他害行動がみられる子
・つばはきが止まらない子 などなど
切実な悩みをお話しされました。日々さまざまな方法を試しておられる中でもなお問題化している状況は、そう簡単に劇的に変わることはないかもしれませんが、行動の原理に則って、スモールステップを組んで対応すること、相談支援や学校などの関係機関との連携を大切にしながら対応することなどをお伝えさせていただきました。
今回参加いただいたすべての方の感想をお聞きすることはできませんでしたが、数名の方からは次のような主旨のコメントをいただきました。
- これまで参加した研修では、行動問題の理解は〇〇〇が大切、そして対応には、●●●が大切・・・という話は聞いてきたが、行動問題を示す目の前の子にどう対応したらよいのかについて具体的な提案がなかった。しかし、今回のセミナーでは、理論と具体例の実践を結び付けて話があり、対応のヒントがよく分かったのでよかった。
私がセミナーの内容を考える段階から大事にしてきた構成について、このような評価をいただいたことをとてもうれしく思いました。
セミナーの後、大阪の会場へわざわざ関東から来ていただいたお二人の社長様と商談させていただき、定期的にコンサルティングで訪問させていただく方向性が決まりました。お一人は、東京2事業所と長野に1事業所を、お一人は、神奈川県に2事業所を経営されているとのこと。わざわざ福岡から呼んでいただくことを大変うれしく思います。さらに、メールにて三重県の社長さんから、事業所に来てスタッフ研修をしてほしいと依頼を受け、早速日程の打ち合わせをさせていただくこととなりました。
全くの初対面でありながら、わたし自身の価値を認めていただき、研修での活用を決めていただけることを心から喜ぶ一方で、身が引き締まる思いも感じながら、『来てもらってよかった』と事業所からも直接支援のスタッフさんからも思っていただけるよう精いっぱい貢献したいと思っています。
福岡市東区で障がい福祉サービスに携わる人を育てる会社
合同会社サンクスシェア 2016年4月4日 創立