障がいがある子の成年後見 スペシャルアシスター:長澤 英之 氏 開催日時:R4年1月30日(日) 10:00〜12:00 |
1月のイベントは、handでは何度もご登壇いただいている長澤さんをアシスターにお迎えし、障がいがある子の成年後見〜「どうすればいいの?」から「こうしたい!」にするためにというテーマでお話いただきました。
予想像通り、大変好評のうちにイベント終了となりました(誇張はしていません!!)
毎回最新情報を公開してくださるので、またぜひ長澤さんにご登壇いただきたいとの声が上がりました。
今回も、未成年における任意後見について現在動きがあることなど、常に新しい情報を公開してくださるので、定期的に長澤さんにはお願いしようと思っています。
実はこの回にたどり着く前に、事前にオンラインカフェを開催し、参加者の皆さんから情報を集めました。
それも2時間が短くさえ感じた、まさに神回となったイベントでした。
「何が困っているのか」「後見制度のどこがわからないのか」「どんな不安を抱いているか」「自分のこととして捉えたときに、後見制度にどんな想いを持ったか」......などなど、多くのことをざっくばらんに話す中に、多くの疑問と想いを集めることができました。
さらには親なき後に関わる事柄に、必要な手続きやサービスについて「難しいと思っていたことが、これでできた」「これができなかった」「行政の方から聞いたこと」「行政の方はこんな対応だった」など、皆さんで多くの情報を交換する場となったのは、オンラインカフェならではだったと思います。
疑問や質問内容をスタッフが書き留めて、長澤さんにお渡ししましたが、今回長澤さんは、それらの内容の全てにお答えくださいました。
オンラインカフェから引き続き参加された方も多く「参加してよかった!」という声をたくさんいただきました。
長澤さんのお話は、成年後見制度の基礎知識から、何度も参加していながらも初めて聞いた情報まで、イラストや事例など紹介しながら解説していただきました。
参加者からも「大変わかりやすかった」との声が多く聞かれました。
お渡ししていたオンラインカフェで集めた内容にも、もれなく全て回答、さらには対策についてご講和いただき、親としてどう考え、どう動いていけばいいのか、多くのヒントを受け取ることができました。
参加していた保護者から「長澤先生は親の気持ちや立場を理解してくださる」との感想もありましたが、障がいを持ったご本人、その保護者、兄弟に至るまで、それぞれの立場に思いやる長澤さんの講和に、心から感謝の気持ちが湧きました。
長澤さんは、兄弟児から聞いたという、彼らの苦しい胸の内についても語られ、その想いを親が受け止めることができる一つの方法として、生命保険信託の紹介もされました。
実はこの生命保険信託、hand to hand ではすでに、昨年11月に藤野善孝さんをアシスターに迎えた回で学んでいた内容でした。
親なき後について学ぶには、様々なことを学び、その学びが繋がっていくことで初めて、何を選んで、どう行動するのか、はっきり見えてくるのではないかと強く思った今回の勉強会でした。
「やらなければならないことと、注意しなければならないこと、今注意するべきことと、将来に向けて考えておかなければならないこと、これらをきちんと分けて対応していくことが必要だと、今回学びました」
これは参加された方が、活発なディスカッションの中で言われた言葉です。
参加いただいた皆さんも、共感されたのではないかと思います。
さらには今回のテーマであった、それぞれの「こうしたい!」という言葉も、皆さんから聞くことができました。
■今回の参加者の皆様から寄せられた感想はコチラ
↓↓↓(たくさん書いていただいたものを、抜粋してまとめました)
次回はオンラインカフェを予定しています。
皆さんの困り事、こんなサービスが欲しい、このサービスはどんな人が使えるのか???
民、官、いろんな福祉のサービスについて語り尽くしましょう!
その中で集められた話を、その後のイベントで、専門家との座談会に繋げたいと企画中です。
次回も、皆様のご参加をお待ちしております。