第7回 グローアップ学習会報告
先日は、お忙しい中、また、業務後のお疲れの時に第7回グローアップ学習会にご参加していただきありがとうございました。
緊急事態宣言が出されていることもあり、初めてのzoomのみの配信になりましたが、いかがでしたか?
お忙しい中に、資料を作成していただき、講話をしていただいた相談支援センターこころの谷本さん、東区第3基幹相談支援センターの富永さんには感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。また、参加していただいた皆さんには、アンケートをご記入いただきありがとうございました。これからのグローアップ学習会の運営や学習内容にいかしていきたいと思います。
1 日 時 令和3年5月26日(水)19:45~21:00
2 参加者 25名
3 内 容
(1) 講義Ⅰ「もっと深めたい!担当者会議のあり方」 講師 相談支援センターこころ 谷本 多史氏
谷本さんからは、担当者会議の開催に関しての根拠や大切に
し
ている視点等について話をしていただきました。
私が心に残ったことは、まず、「多職種連携・チーム支援の重
要性」です。多元性、限界性、可能性、補完性、付加性の5つの
視点をあげられました。多様なニーズに対応するためには、一つ
に事業所、サービスではどんなに支援内容や方法を考え、取り組
んだとしても限界があり、チームで取り組むことによって多くの
アイディアが生まれ、取り組みが広がります。そのことが、事業
所や連携機関の実践力や質の向上につながります。
次に、事前の準備の重要性です。貴重なお時間をいただき、担
当者会議等を開かせていただくのですが、何を、どのように、関
係機関で考え、共有するのか、しなければならないのか…などを
事前に関係機関と内容等について話し、より内容のある会議にし
なければならないと感じました。
何よりも、チームで支援に取り組むことによって、子どもたちの頑張りや伸びをみんなで共有し、
喜び合うことができることが私たち支援者の元気の源ではないでしょうか?
(2) 講義Ⅱ「放課後等デイサービスの報酬改定について個別サポート加算は? 講師 東区第3基幹相談支援センター 富永 愛 氏
個別サポート加算(Ⅰ)(Ⅱ)の目的やこれまでの区分1,2の考え方、報酬区分の課題などについて厚生労働省の資料からわかりやすく話をしていただきました。加算(Ⅰ)(Ⅱ)の対象児童の要件等についても具体的な話をしていただきました。どちらも、現に生じている費用を報酬上手当するための加算であり、従来以上の新たな役割を担うことを推進するのではないことが確認できました。相談員として、このような加算のことなどについても理解し、放課後等デイサービス事業所に説明等ができるようになりたいと思います。 さらに、重要なことは保護者との信頼関係を大切にしなければならないこと、そして、子どもたちへのきめ細かな支援を行うことと改めて考える機会になりました。
(3) 講義Ⅲ「個別サポート加算の手続きについて」 相談支援事業所サンクスシェア 髙倉 満彦
初めてのzoom配信のみでのグローアップ学習会で、運営の不適際で講義の間に空白の時間があったことなど、課題はありますが、参加しやすかったというご意見もいただきました。これからも皆さんと一緒に子どもたちが安心して過ごすことができる環境づくりや支援の考え方等を学んでいきたいと思います。
第8回グローアップ学習会は7月に計画しています。
次回は「学校との連携!」をテーマに学習会を考えています。しかし、コロナウィルス感染対応がいまだ不透明な状況ですので、詳細については後日お知らせさせていただきます。
よろしくお願いいたします!