KYOUKOU(強度行動障がい勉強会)第23回に向けての話合い
inあいれふ H31.4.24
今回の参加者は、8名でした。話し合いが初めての方が1名、そして、前回22回に施設見学を実施した清浄学園さんから2名の方にご参加いただきました。食事会には、仕事後に1名の参加をいただきました。急な予定で残念ながら欠席の方も数名おられましたが、いつものようにあれやこれやと意見交換しながら、次回のKYOUKOUの勉強会の内容について話が尽きませんでした。
遠路はるばる清浄学園さんからおいでいただいていましたので、まずは、施設見学を再度振り返り、中田さんと溝口さんに総括をしていただいたのでした。
さまざまな場所の見学でいつも思うのは、やはり『ある程度できあがったその瞬間しか見ることができない』こと。私たちが知りたいのは、その姿にまで高めてくるには、どのような道をたどり、どんな工夫と改善を繰り返してここまでたどり着いたのか?です。それが知りたくて知りたくてたまらないのです。
お二人にお話を伺うと、それぞれの障がい者は、意欲・モチベーションもスキルもみなさん違う、そして、さらに保護者もそれぞれおられ、「現状でいい」という方もいらっしゃれば、「本人の能力以上のものを求めて過剰に関わってくる」方もおられるとのこと。当然、スタッフもしかりで、その統一や共通目標の設定はなかなか難しい面もあるとのお話でした。
ただ、その中で、ひとつ大変勉強になった工夫として、
「事業所でのご本人の様子を動画撮影しておいて、それを保護者に観ていただいて現状や今後の方向性等について話し合う材料とする」 |
取り組みでした。なかなか、保護者が見ている前では、普段と違った行動になることもあり、よさや課題も含めて動画を活用して本人の支援に活かす工夫は取り入れてみたいと思ったのでした。
さて、次回の内容についての話に戻りましょう。
それぞれの方から自己紹介も含めて、ご意見を話していただいたところ、『施設見学』のご希望が最も多く出されました。
見学先の具体的な施設名もいくつか出されました。
・ おおほり苑(福岡市中央区)
・ 志摩学園(糸島氏)
・ 板屋学園(福岡市早良区)
・ そよぎ今宿(福岡市西区)
ひとつのネックは、現在の勉強会の時間帯です。施設見学をこの時間に・・・となると、かなりのハードルの高さになると思われます。(そう考えると、以前のからつ学園さんの見学へのご協力は、改めてその懐の深さにただただ頭が下がります。)必然的に夜間の施設になりますし、実現できてもなかなか見学対応に人員を割くことができない時間帯です。一方、日中の見学実施となると、見学会自体への参加が難しくなるKYOUKOUメンバーの方がたくさんいらっしゃると思われます。どこを切り取ってもよしあしがあり、なかなか決めづらいところがありますが、例えば、現在の19時から開催で、写真等で中の様子や取り組みについて説明を受けるという形もできそうです。
施設見学先と見学方法等につきましては、先を見通し、今の時点からつばをつけていこうと思います。みなさんも、見学したい場所のご希望や、その施設でつながりのある伝手をぜひ情報提供ください。<m(__)m>
なんやかんやありまして、結局のところ、次回の内容は『くすりの基本の「き」』とすることで決定しました!(パチパチパチ)
強度行動障がい者支援(だけではありませんが…)において、医療との連携をしないことは、選択肢にほぼありません。ですが、特に私自身、勉強不足もあってくすりのことはほぼわかっていません…
相談員として、本人の受診に付き添ったり同席したりすることはわりと普通にありますが、Drが話していることをただただ聞くだけ、言われっぱなし、為すがまま状態の自分を情けなく思うこともしばしばです。やはり、学べば身に付くわけですから、正しい薬の知識をもち、現場の様子を最も適切に把握している私たち支援者が、Drに対し、現場の重要な情報を的確に伝達し、効率性の高い服薬調整へ寄与することは、
強度行動障がいの二次障がいを防いだり、状態の改善を促したりするためにも大変重要だと改めて認識を強めたところです。
そこで、5月の次回は(日程は未定)、くすりの基本について、専門家からレクチャーしてもらうことを内容とします。ただ、
『どんな職種のだれにお願いするか?』が全く決まっていません。そのため、日程もまだ決めることができない状態です。
この報告を読まれたみなさん、
- おくすりの話(いわゆる種類や効果、留意点等の基礎基本)をしてくださる方の情報提供をお願いします!
(薄謝+車代は考えています!)
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どうか、よろしくお願いいたします。情報待ってま~す(^^)/
福岡市東区で障がい福祉サービスに携わる人を育てる会社
合同会社サンクスシェア 2016年4月4日 創立